石川竜一 新刊『okinawan portraits 2012-2016』予約開始。買うなら赤々舎HPがお買い得!

ども、トモです!

石川竜一さん、いよいよ待望の新刊『okinawan portraits 2012-2016』を出すようですね!

自身の生まれた沖縄を舞台に撮り続ける石川竜一さんは、2014年に『okinawan portraits 2010-2012』と『絶景のポリフォニー』の2冊を赤々舎から刊行、これをきっかけに第40回 木村伊兵衛写真賞を受賞するという、まさしく衝撃のデビューを飾りました。

これまでの沖縄写真って、どうしても政治的なテーマがついて回りがちだった面もあると思うんですよ。その点、石川さんは〝肩ひじ張らない沖縄の若者や人々〟を見つめていて、それって実は、意外とみんなが見てみたかった沖縄の一面だったのかもしれないですよね。

赤々舎 公式ページより

赤々舎『okinawan portraits 2012-2016』紹介ページより

これまでの石川さんを伝える記事って主に、『okinawan portraits 2010-2012』が注目される印象がありました。それって、個性的な見た目の人たちが際立って映っていたから「沖縄はこんなにもユニークだ!」みたいに書かれがちだったというか。ま、分かりやすく捉えたらそうなのかもしれないですけど、そこはそんなに重要じゃない気がします。個性的な人も含めて、なお並列で見せられるのが石川さんの強みなのかなって。

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いま出ている雑誌「ブルータス」で、田附勝さんとの2人展に向けて田附さんと対談していて(「ブルータス」831号 p.113)、そのなかで石川さん、「沖縄の写真は、ただ撮りたいという気持ちで地元の友だちを写している感覚」と語っていて。

この感覚って、ともすると90年代のガーリーフォトにも通じちゃう感がいかにも危なっかしそうに感じられたりもしますけど、石川さんの場合、最初の本の時点で3,000人のポートレートを撮影してるんですよね。沖縄をバイクで駆け巡って。地元の友だちをただ撮りたいという気持ちだけで、3,000人って撮れます? 撮れないですよね? ていうか、友だち3,000人もいないし、なかなか作れないですよね?w。

いや、そういうことじゃないだろってツッコまれそうですけど、一対一で人の写真を撮るってどこか、共犯関係を作ることでもあると思うから、案外そういうことでもある気がします。

赤々舎『okinawan portraits 2012-2016』紹介ページより

これも一見すると過激な場面ですけど(なんて恰好してるんだこの人って思っちゃいますよねw)、でも実は力の抜けた瞬間を切り取っていて、つまり石川さんはこの人を特別視しようとしていないことが見てとれます。あと完全にカメラを受け入れていないというか、どこか防御している感じも石川さんの被写体になる人たちの表情にはあります

つまりこれって、実は沖縄じゃなくても本来できることなんですよきっと。東京だって構わないから、3,000人を一人ひとり撮ってみよう!と思って、それを実際にやる人って……あんまり聞いたことはないですよね。だから、沖縄のポートレートがおもしろいというよりもまず、石川竜一さんが写真に夢中になってるってこと。

トモ・コスガは元々「VICE」っていう、セ○クス、ドラッ○、ロック○ロール全開の雑誌をやっていたのもあってw、初めて石川さんの写真を見たとき、正直あまり新鮮味を感じられませんでした。でも最近になって、ああ、石川さんはそもそもそういう視点じゃないんだなって気づきつつあります。反省。写真って言葉ほど饒舌じゃないから、どう読み解くかは人それぞれ違うでしょうし、その時々の価値観や経験則によっても変化しますからね。だから、写真はおもしろいんですけど!

新刊『okinawan portraits 2012-2016』は9月15日発刊だそうです。9月18日までに赤々舎さんのホームページから予約すれば、送料無料プラス消費税サービス、しかも本が1冊ついてくる! 欲しいと思った頃には手に入らないのが写真集の定めってヤツですから、どうせなら予約しちゃった方がオトクですね。トモ・コスガは赤々舎さんの予約開始ツイートを見て5分で注文しました、そしたら予約第一号だったらしいですw。

赤々舎さんに聞いたところ、予約した人には20日頃までに到着とのこと。書店には25日ころ辺りから置かれるらしいですよ!

赤々舎の石川竜一写真集『okinawan portraits 2012-2016』予約ページはコチラ:
http://www.akaaka.com/publishing/books/bk-op2.html

この記事の著者

トモ・コスガ

トモ・コスガ

1983年生まれ、編集者。フォトグラファー・新田桂一に師事後、VICE MAGAZINE JAPAN編集部、EYESCREAM編集部、VICE MEDIA JAPANを経て独立。現在は故・深瀬昌久の作品管理と普及を目的とする「深瀬昌久アーカイブス」ディレクターを務めながら、主に写真関連の記事を書いたり、家事をしたり、ジムでマッチョを夢見たり、クワガタを飼育・採集、と多岐にわたって活動中。

http://www.tomokosuga.com/

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