GWヒマなら今すぐ中目黒へ。フロットサムブックス、リアルストアを3・4・5の3日間、ポエティックスケープで開催。

(左)フロットサムブックス 小林孝行(右)ポエティックスケープ 柿島貴志

(左)フロットサムブックス 小林孝行(右)ポエティックスケープ 柿島貴志

待ちに待ったゴールデンウィーク。海だ! 沖縄だ! ハワイだ! うーん、どれも時期尚早。この時期にやれることと言ったら、檻のなかに閉じ込められた動物よりも人間を観察する時間のほうが長い動物園か、似た境遇の連中で溢れかえった映画館くらいのもの。だったら家にいたほうがいいよねっていう人、正解。でも大正解は、重い腰を上げて今すぐ中目黒まで向かうことだ。

今日から3日間、中目黒のギャラリー〈ポエティック・スケープ〉で、オンライン書店の〈フロットサム・ブックス〉が「GW Real Store」を期間限定で開催中。店主はたいていモヒカンの小林孝行。見た目とは裏腹に、会えば腰が低いことで有名な小林孝行。仕入れる本はクセ物ばかり。ヒマしたアナタも目ン玉おっぴろげて、お宝探しに没頭すること間違いなし。

初日の今日、オープン間近の小林孝行とポエティックスケープの柿島さんに話を聞いてきた。

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TSK:ポエティックでのフロットサムイベントって、今年が2年目でしたっけ?

柿島貴志:3年目。その頃、俺がずっと体調が悪くて。まあ今もなんだけど(笑)。特にメンタルがだいぶきていた。もう閉めなきゃダメだなというくらい。

えっ、ギャラリーを?

ギャラリーを。時期は、伊丹豪さんの個展が終わった後くらいかな。それからだいぶ閉めてたんですよ。でも場所を持ってる者として、ちゃんと活用しないのはダメだよなと。ちょうどその頃、小林くんと出会ったのもあって。「オンラインだけじゃなくてリアルでもやらない?」という話をした。自分にとっても気分転換になればいいかなと。そしたら、本当に沢山の人が来てくれたんだよね。

それで2015年もやりましょうとなって。2年目は〈写真集飲み会〉の直後だったかな。さすがに〈写真集飲み会〉の後だから期待できないよねって言ってたんだけど、フタを開けてみたら前年を上回る勢いで盛り上がったんですよ。

今回も大量の本がテーブルに山積みですけど、小林さんは何回往復したんでしょう?

クルマで2往復って言ってたよ。

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このイベントの客層は?

それがありがたいことに、半分はフロットサム顧客のファッション寄りの人たち。うちのお客さんより、平均年齢が10歳以上若い。それと、これもちゃんと考えていかなきゃいけないと思ってるんだけど、プリントのファンと写真集のファンって、やっぱり違うじゃないですか。

違うでしょうね。

まず買い方が違うよね。一気に5冊とか。ブックのファンは沢山の本を一気に買う。本の魅力って、また別の軸がある。特にファッションをやっている人はインスピレーションの源として買う人が多いんじゃないかな。

本に対して目的があって買っている層がいますね。

とにかく普段のポエティックとは異なるお客さんが来てくれる、っていう意味でも毎年楽しみなイベントですね。初夏の風物詩みたいな(笑)。ギャラリーでの普段の展示って、どうしても待ちなところがあって。じっと耐える、みたいな。

このイベントだと3日間、沢山の人が出入りするから。

それもあって、忙しくなるのが嬉しい。ギャラリーはギャラリーで、実はウラが忙しいんだけど。こういうのは人がわんさか来て、祭り感があるよね。

しかも今年はtwelvebooksの濱中くんも3日目に参加してくれるので。今までは3日目までに残った本をセール価格にしていたけれど、今回はセール本はそのために用意したものを投入したり。濱中くんはMACKのサンプルを安く売るんじゃないかな。

比較的、空いてる時間帯というと?

いやー、ほとんどなかったかな。下手したら入場制限。

本の入れ替えはするんですか?

今までは小林くん、イベントのために仕入れたもので会期中に届いた本なんかを追加したりしてたけど、今回は初めの時点でかなり多めに並べた感じかな。

すごいっすよね、物を抱える商売って。

特に本屋は。在庫を持つ商売だけはするなっていうけど(笑)、これは仕入れに加えて置き場所を取る。本は痛まないようで、痛むしね。でも個人的には、在庫を抱えて勝負してる人は好きだよね。自分の目利きで、しかも委託じゃなく買い取りで、っていうのは試されるからさ。

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小林孝行、登場

TSK:オススメの本を教えて下さい。

小林孝行:全部! 全部オススメです!

今回はレアブックも置いたんだ?

そう、奥のスペースに立てかけてます。

レアブックのコーナーはギャラリー奥のスペースです

レアブックのコーナーはギャラリー奥のスペースです

で、今回のテーマは?

「本」。

そのままじゃねえかw。

変化球なしw。

なに、これ?

ブックカバー。今回のために作ってきてくれた。いいっしょ? 文庫までだけどね。

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今回は何冊の本を並べたの?

10冊くらいじゃねえのw?

500はあるでしょ。

あるある。

よくこんなに本仕入れてパンクしないよね?

してるよもうw。あ、エドおすすめ。

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じゃ5冊選びましょ、オススメ本。

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売上げの目標は?

億。

www。そんなにねーだろw。

いいんだよ、口八丁でw。これ1億円ですって言って、買ってくれる人がいたら……いないか。

w。今回、濱中さんとセール一緒にやるんでしょ?

そう。たまには仲いいところ見せとかないといけねえだろ。

てか、名言言わないと。ゲーテが言ってたとかさ。なにかないの?

名言お願いしますよ。

柿島さん:名言? 「いつまでも あると思うな 親と本」。

wwwwwwwwwwww。名言出たwww。

小林:「衣食住、本」だよね。

ダセェw。

そういえば、士農工商って実はなかったの知ってた?

は?

江戸時代、それが身分制度だったって言われてたけど、実はそうじゃなかったらしいね。

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え、そうなの?

分類はあるんだけど、士農工商っていう身分制……がなかったの……。

不安そうに言わないでよw。

昨日知った。武士がいて、農、工、商みたいなのがなかったって、さっきチラッと見て。へーっと思って。さっきの衣食住に似てんなって思った。

思いつきで喋るなよw。

名言。なにかねえのかよw。

お願いしますよw。

あったらいいんだけどなあ……POSTとか調べたら、なんかいいこと言ってそうだな。

調べてみなよw。

それでいいや。それか濱中さんがなにか言わないかな。マイケルは……とかw。

wwwwww。

柿島さん:開店まであと10分です!

みんな:おー!

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Flotsam books GW real store at POETIC SCAPE 3

写真集を中心に新刊、古書、洋書、和書を問わず、独自の視点でセレクトされた本を販売するオンライン書店・flotsam booksのポップアップショップが中目黒の写真ギャラリー・POETIC SCAPEにて3日間にわたり開催します。

3回目となる今回は、このイベントの為に仕入れた洋書や古書を中心に、オンラインでしか見られなかった様々な本を販売し、最終日5月5日にはtwelvebooksと共同でセールを開催します。オンラインショップでは伝えきれなかった本の魅力を実際に手に取って感じて下さい!

◆オープン時間
5月3日(火)13:00 – 22:00
5月4日(水)13:00 – 22:00
5月5日(木)13:00 – 21:00

The online books shop “flotsam books” is back to POETIC SCAPE. There will be tons of imported/rare secondhand photo books which specially stocked up for this 3 days popup shop at POETIC SCAPE.

On top of that, Twelvebooks – a distributor which introduce cool books to Japan such as MACK from U.K., also joins this event on the final day May 5, with lots of special priced books.

Save da date (and some money)!

◆Hours
May 3(Tue)13:00 – 22:00
May 4(Wed)13:00 – 22:00
May 5(Thur)13:00 – 21:00

この記事の著者

トモ・コスガ

トモ・コスガ

1983年生まれ、編集者。フォトグラファー・新田桂一に師事後、VICE MAGAZINE JAPAN編集部、EYESCREAM編集部、VICE MEDIA JAPANを経て独立。現在は故・深瀬昌久の作品管理と普及を目的とする「深瀬昌久アーカイブス」ディレクターを務めながら、主に写真関連の記事を書いたり、家事をしたり、ジムでマッチョを夢見たり、クワガタを飼育・採集、と多岐にわたって活動中。

http://www.tomokosuga.com/

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